だだお島

【適】ダダオのログ【当】

9/23 広島 ☀

川本真琴「願いがかわるまでに」のデザインを担当しました。川本さんの一番のお気に入りポイントはたぶんディスクの下だと思うので買わないとわからないです。

スタジオ撮影の日、僕はワトソンに借りたTシャツを着てバタバタと現場に向かった。電車の中で少し落ち着いてたら窓に反射する自分を見てTシャツがボロボロに破けていて恥ずかしくなったのを覚えてる。ワトソンのライブで着古したTシャツで破けまくってて、もうちょっとで襟だけになりそうだった。金子山さんも夏の少年のような格好だったけど撮影が入るとピシッとした夏の少年でした。その後、チーム金野でビールを一杯飲んだのがすごくおいしかった。

その前に金子山さんと2人で打ち合わせというか呑もうとなったとき、新宿のいつもの店で待ち合わせた。僕が先に着いたので「つばめ前にいます」と連絡したら「つばめ前ってのがいいね」と思わぬ返しで、雑なことをよく言う人なのに情緒あるのが好きなんだなぁと、そのやりとりは印象に残った。今思って写真を見りゃそりゃそうかな話。

川本さんとデザインの打ち合わせをワトソンと一緒に行った。(なぜ?というところは各個人の常識との対話)そのまま地下の喫茶店で打ち合わせた。どついたるねんは知っていて、数多く送られる白ラベルCDの中で「いっぱい曲が入ってるCD」を聴いたらしく、それらのCDを車にたくさん積んでいた川本さんは車と一緒に川に落ちたときCDもろとも一緒に川に流れてしまったらしい。なにより命が無事で良かったという話。今さすがだなと気づいたのは「打ち合わせが地下」というところ。たぶん何気ないことなのかもしれないけど、電波が入らないから話の腰を折ることがない!

我が輩は猫である「話を途切らすのも礼に欠けると思って」

リリース告知がされていたので報告と思い出を書きました。書いたようなことを誰かに話すってこともないから気持ちがほっこりしました。

 

メモ:川本さんは図工が1だったことアリ

 

【ご自由にお持ち帰りください】

 

【読書習慣】今日も同じ人の青空文庫を2つ。自分は望んで生まれてきてないし育ててくれと頼んだ覚えもない、まったくのおせっかいだ。何かを表現したいとも思わないし何もしたくない。ただ安住の地を探し、たった一人の若くて優しくて美しい女の愛を求め、そして自分の全てを捧げたい。地位も名誉も金も顔も腕もいいとこなしだけど自分は老いてうめき苦しんだとしても求め続けて浮浪する。そんな自分はきっと野垂れ死ぬだろう。

などなど、処刑レベルで面倒くさがり屋の我がままで世のほとんどに反対の捻くれ屋で屁理屈屋ということがよくわかった。現代に生きてたら我が身もって体現する究極のニコ生廃人になれてたかもしれない。

読んでいると書かれていることそのものが言いたいことではないような気がしてくる。書いて言いたいことなんてないのに、何でこんな面倒くさいことをわざわざ自分がしてまで書いてみせなきゃならないのかという風に。しばらくはこの人の苦労しないで読める全てのものは読もうと思う。どれを読んでもブログでしかないし、さらにはツイログも見つけてたから明日はそれを読むことにする。